シサ1形1 |
私有貨車 |
いろいろある貨車の形式で、「シサ」はその中でも珍品の一つで、僅かに2形式2両が在籍しただけである。 シサ1は昭和34年5月に富士車両が製作した20トン積大物車である。 |
重を20トンに制限した構図が見えてくる。 落成時の所有者は酒井鉄工所KK・常備駅は湊町で、同社が唯一所有した大物車であった。昭和38年10月、東京芝浦電気KKに移籍し、常備駅も同社三重工場の脇に位置した朝明信号場に変った。あまり使用されなかったようで、昭和56年6月に廃車となった。 |
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【特別編275】020921作成、031208リンク追加、040910R4、050412R4A。 |
【写真1275の1】 シサ1形1 昭和56年2月21日 朝明信号場にて P:遠藤文雄
【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1275の2】 シサ1形1 昭和56年2月21日 朝明信号場にて P:遠藤文雄
【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】
中梁の欠如と、低床面にある穴がはっきり見える。