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タサ1100形1104 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ1100形については、拙著「3軸貨車の誕生と終焉」で詳説したが、未出の写真があったので、ここで取り上げることにしよう。 タサ1100形は20トン積ベンゾール専用車で、昭和10年4月に日車本店で6両まとめて製作された。 |
ンク帯金は日車製に特有のターンバックル式だ。 所有者は日本製鉄KK・常備駅は東室蘭であった。戦後、集中力排除法により所有者は富士製鉄KKとなり、昭和45年7月には再統合により新日本製鉄KKとなったが、終始東室蘭を離れることはなかった。最後まで残った3軸タンク車として記憶される形式で、写真のタサ1104と05は昭和49年9月、残る4両は昭和50年2月に廃車となったが、廃車後も暫くは構内輸送用タンク車として使用されていた。 |
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【写真1261の1】 タサ1100形1104 昭和49年7月26日 東室蘭駅にて P:吉岡心平
【写真1261の2】 タサ1100形1104 昭和49年7月26日 東室蘭駅にて P:吉岡心平
中央の軸に、ブレーキ装置が装置されていないことが良く判る。