タキ17600形17603 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ17600形は30トン積の金属ナトリウム専用タンク車で、昭和45年8月に5両、同年10月に3両の計8両が日車支店で製作された。 落成直後はさておき、金属ナトリウムの輸送自 |
体は多く無かったようで、一時期は大半が二硫化炭素の輸送に転用されていた。その後昭和54年9月には写真の17603を含む5両が日本ポリウレタンに譲渡され、MDI(メチレンジフェニルジイソシアネート)輸送に使用されるようになった。譲渡後にはタンク体キセの更新を受けているが、本車のシンボルである油加熱装置はそのまま残されていた。 落成時の所有者は日本曹達KK・常備駅は二本木である。昭和54年9月に日本ポリウレタン工業KK所有・周防富田常備(後に駅名変更で新南陽)となった。私有コンテナ輸送への移行により平成8年1月に廃車となったが、日本曹達KKに残った車両より短命であった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和45年8月 製造所 日車支店 設計比重 0.92 タンク容積 32.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板2mm タンク直径 1,850mm タンク長さ 12,620mm 熱絶縁 厚さ100mmグラスウール 付帯設備 外部油加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 枕梁間側梁省略形 長さ 13,000mm BC間距離 9,700mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 17600〜17604 | S4508 | 日車支店 | 日本曹達KK |
2 | 17605〜17607 | S4510 | 日車支店 | 日本曹達KK |
【写真1083の1】 タキ17600形17603 昭和60年7月20日 稲沢駅にて P:吉岡心平
【写真1083の2】 タキ17600形17603の社紋 昭和60年7月20日 稲沢駅にて P:吉岡心平