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タキ18810形18813 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
「18813は何形式?」と聞かれてタキ18800形と答えたら大間違い! 正解は「タキ18810形」である。10番刻みで形式を付けるとはなんとも困ったものだ。 タキ18810形は31トン積アクリルアマイド液専用車で、昭和48年5月富士重で4両がタキ18800形から改造された。種車は昭和45年10月富士重製の25トン積液化クロルメチル専用車で、高圧ガスタンク車に属する。 本形式の特徴は、改造後も高圧ガス用のタンク体をそのまま使用した点にある。このためタンク材質は高張力鋼で、板厚は胴板11mm・鏡板14mmと厚い。タンク内面には腐食防止のためフェノール樹脂コーティングが追加された。タンク寸法は直径1960mm・長さ10800mmで、ちなみに直径は液安と同寸である。タンク周囲には厚さ75 |
mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセがあるが、これは種車時代から変化していない。 改造時は三井物産KK所有・茂原駅常備だったが、昭和54年5月に三井東圧化学KKに異動し、同年11月には日本陸運産業KK・北袖駅常備となった。タキ24400形と共に四国の川之江、大阪の浪速、更には東北・北海道などにも運用されていたが、平成元年7月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ24400形24403 昭和49年富士重製の35トン車。キセ付35系。 |
■主要諸元 改造年 昭和48年5月 改造所 富士重 設計比重 1.03 タンク容積 30.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 高張力鋼(HT) タンク内面 フェノール樹脂コーティング タンク板厚 胴板11・鏡板14mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 10,800mm 熱絶縁 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,300mm BC間距離 8,000mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR213A−1形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 改造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 18810〜18813 | S4805▲ | 富士重 | タキ18800 | 18800〜18803 | 日本陸運産業KK |
【写真1041の1】 タキ18810形18813 昭和60年9月17日 新茂原駅にて P:吉岡心平
【写真1041の2】 タキ18813のTR213A−1台車 昭和60年9月17日 新茂原駅にて P:吉岡心平