吉岡心平のマーク

タキ1400形1429

私有貨車

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タキ1250形
▼タキ1450形

 番号
[ロット表]

タキ1419
タキ1450二代

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第426週
第428週

積荷
●構造

入口


 タキ1429は昭和27年9月汽車大阪で、1426〜1430の5両ロットで製作された。

 設計比重が1.34と低いため、タンク体は直径1,960mmとやや太めだ。台枠は当時の汽車が好んだ側梁省略形で、採用理由は軽量化ではなく資源の節約にあったようだ。なお同一ロットのタキ1426,1427はタキ4600形に改造されているので、当該ページをご覧頂きたい。

 また一年前に汽車が東亜合成向けに製作した類似構造のタキ1408〜1410は、これ等から改造されたタキ2813・6750が弊サイトに掲載されている。これも併せて参照頂きたい。

 落成時の所有者は宇部曹達工業KK・常備駅は宇部岬であった。昭和38年2月に社名はセントラル硝子KKとなった。昭和49年3月に浮島町駅常備となり、昭和58年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和27年9月
製造所   汽車大阪
設計比重   1.34
タンク容積  22.3m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ  7,680mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,000mm
BC間距離   5,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車      TR41→TR41D
         (第一次台車改造)

タキ1400形1429の写真

【写真427】 タキ1400形1429 昭和51年8月10日 天竜川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第29巻に「P01681」として収録されています。


【第427週】081102R4B。