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タキ1500形1518 |
私有貨車 |
形式 |
▲タキ1450形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1518は昭和27年7月川崎製で、1510〜1526の16両ロットの一員であった。 本形式の1500〜1509はいささか変わった外観だったから、我々がタキ1500形と聞いて思い浮かべるスタイルは、このロットが確立したと言って良いだろう。 |
0.9と重質油用だが、加熱管は装備していない。また後年の本形式のようにタンク板厚を胴板8mmとして軽量化するような小細工も行っていないようだ。なお同期のタキ3000形とはタンク長さが600mm短い。 所有者は日本陸運産業KKで連合軍専用車の扱いであった。なおメーカー資料の納入先は、広瀬産業とされている。昭和34年12月に一般扱いとなり、常備駅は浜安善となった。昭和54年2月に西八幡に移動し、写真のように化成品輸送に転用されていたが、昭和60年3月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ3000形3072 同時期に製作されたガソリン専用車で、タンク体が600mm長い。 |
■主要諸元 製造年 昭和27年7月 製造所 川崎 ガス定数 0.9 タンク容積 39.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 12,000mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,900mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254×300 台車 TR41A |
【写真417】 タキ1500形1518 昭和51年7月18日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第42巻に「P02461」として収録されています。