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タキ24700形24705 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
難しい名前の化成品よりは、食材系の積荷はファンとして親しみ深いのだろう。今回は、これの代表格だった小麦粉専用車を取り上げる。 タキ24700形は25トン積小麦粉専用車で、昭和49〜54年2ロット10両が川崎で製作された。 タキ24705は昭和49年7月製で、8両製作された第一ロットの一員である。 積荷の小麦粉は見掛け比重が0.5と小さく、このため25トン車にも拘らずタンク容積は50m3と大きい。外観・構造は圧送荷役の粉体タンク車なので、タキ11500形の派生形式と言って良いが、タンク容積の大きい分だけタンク体が長い。 |
式のキセを持つが、性能的には不十分だったようで、昭和54年の増備車では通常の断熱材入りのものに変更された。 所有者は日清製粉KK・常備駅は大川であった。本形式は前半5両が宇品から西岡山、後半は大川から岩沼間で運用されていたが、前者は昭和62年に廃止となり、2両は廃車、残る3両は大川に転属し岩沼運用に加わった。その後、岩沼への輸送終息と共に、残存車8両も平成9年9月にまとめて廃車となった。 |
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●関連形式 ホキ8300形8300 S4910日車製、22系ホッパ車の一員。 【第192週】040502作成R4、050501R4A、070802R4A2、071224ロット表R3追加、090416R4BY。 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 24700〜24707 | S4907 | 川崎宇都宮 | 日清製粉KK |
2 | 24708〜24709 | S5403 | 川崎宇都宮 | 日清製粉KK |
【写真192の1】 タキ24700形24705 昭和50年5月11日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
【写真192の2】 タキ24700形24705 塩浜操駅にて P:吉岡心平