吉岡心平のマーク

セキ6000形7454

JR貨車


 セキ6000形は走行性能を改善するためセキ3000形の台車枕ばねを柔らかいものに交換した形式。新製車はなく、全てセキ3000形からの改造である。

 配置箇所により改造目的は異なり、道内配置車は根室本線での脱線事故防止、本州・九州地区は積車時の最高速度向上(55→65km/h)であった。

 セキ3000形のうち根室本線に運用しないものはそのまま残されたため、改造両数はセキ3000形2730両のうち半数強の1509両に留まった。

 セキ7454はもともと伯備線の石灰石列車で使用されていた車両だが、その後九州に転属し、写真にある通り石原町〜金田間の運用に充当された。車体両端にある金具は九州地区のセキ・ホキに良く見られるが、ウインチ牽引用であろうか。


●関連形式 セキ3000形3810(JR貨車044) 台車改造前の原型形式。


【JR貨車031】060209作成R4、060812リンク追加。


セキ6000形7424の写真

【写真3031】 セキ6000形7454 昭和57年5月3日 若松駅にて P:吉岡心平