吉岡心平のマーク

タキ3700形3703

私有貨車

 形式
索引

タキ3650形
タキ3800形

 番号
[ロット表]

タキ3701
タキ3707

 ページ
索引

第701週
第703週

積荷
●構造

入口


 タキ3703は昭和31年7月三菱で3704との2両ロットで製作された。

 ダイセルでは昭和30年から本形式を1両づつ3ロット製作したが、その4作目に当るのが本ロットで初めて2両ロットで製作された。
 外観と構造は9ケ月前に三菱が製作したタキ3702と同一で、純アルミの裸タンクを用いた無水酢酸の専用車であった。

 また昭和51年10月にはプロピオン酸を輸送することから、荷役時の臭気を防ぐように荷役配管が改造されている。

 落成時の所有者は大日本セルロイドKK・常備駅は新井であった。社名は昭和34年10月にダイセルKK、昭和55年1月にダイセル化学工業KKとなった。既に廃車されたと思われるがその時期は不明である。


■主要諸元
製造年   昭和31年7月
製造所   三菱
設計比重 1.07
タンク容積 28.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 純アルミ
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,885mm
タンク長さ 10,500mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,200mm
BC間距離  7,800mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41A形

タキ3700形3703の写真

【写真702】 タキ3700形3703 昭和50年3月9日 安治川口駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第45巻に「P02647」として収録されています。


【第702週】140209作成R4C。