吉岡心平のマーク

タサ4600形4601

私有貨車

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タサ4500形
タサ4900形

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ロット表

タサ4600

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第678週
第680週

●積荷
●構造

入口


 タサ4601は昭和35年2月富士重でタキ300形4376から改造された。種車は昭和32年4月三菱製の30トン積濃硫酸専用車である。

 改造では台枠以下は種車のものを流用し、新製したタンク体を載せ替えた。タンク材質は普通鋼だが内面は亜鉛メタリコン処理されている。積荷

の毒性が高いため荷役装置は上出し方式に変更され、密閉状態で荷役できるよう液入管、液面計なども完備していた。台枠以下は種車時代と変わらないが、台車はTR41Dに改造された。

 所有者は日東化学KK・常備駅は新興であった。昭和61年8月に廃車となった。


■主要諸元
改造年   昭和35年2月
改造所   富士重
設計比重 0.73
タンク容積 25.1m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 亜鉛メタリコン
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,645mm
タンク長さ  8,000mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       8,800mm
BC間距離   5,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車       TR41C→TR41D形
         (第一次台車改造)

タサ4600形4601の写真

【写真679】 タサ4600形4601 昭和50年3月3日 宮浦駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第28巻に「P01672」として収録されています。


【第679週】130901作成R4C。