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タキ3700形3742 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ3742は3741と共に昭和40年5月日立で製作された。 徳山石化では昭和39〜40年にかけて日立で2両ロットづつ6両のアルミタンク・重保温の酢酸専用車を製作したが、本車もその一員である。 基本構造は親会社の昭和電工が所有したタキ3736をマイナーチェンジしたもので、厚さ150 |
mmに及ぶ厚い保温材をアルミ薄板製の銀キセで包んだ重量感溢れるタンク体や、大型の保温箱に収納された弁装置類が特徴であった。 落成時の所有者は徳山石油化学KK・常備駅は鹿瀬であった。昭和43年10月に周防富田に変わった。駅名は昭和55年10月に新南陽となった。6両の中では最も早く、昭和59年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和40年5月 製造所 日立 設計比重 1.03 タンク容積 29.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,890mm タンク長さ 10,940mm(外面) 断熱材 厚さ150mmグラスウール 付帯設備 ステンレス鋼製加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,700mm BC間距離 8,400mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
【写真615】 タキ3700形3742 昭和49年2月21日 桜島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第8巻に「P00423」として収録されています。