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タサ1形14 |
私有貨車 |
形式 |
▲タラ700形 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ1形14はフア27000形27013として、大正3年新潟で製作された。 従来、石油のタンク車輸送は7トンから10トン積の2軸車により行われてきたが、大正3年秋田黒川油田の大噴油で輸送量が急増したため、画期的な大型車として製作されたのが本形式である。タンク車として初めて3軸構造を採用し、荷重は20トンと在来車の2倍にアップした。 |
だが、本形式のプロトタイプについては、いまだ特定に至っていない。 落成時の所有者は日本石油KK・常備駅は雄物川で、その後柏崎を経て沼垂に変わった。昭和16年4月に石油共販KK所有となり、昭和21年4月には日本原油輸送KKに移籍した。その後、所有者は日本石油運送から日本石油輸送、常備駅も遊佐から羽後平沢を経て沼垂となった。写真は昭和26年に飯野で更新修繕を受けた際のもので、タンク踏板と梯子はこの時追加されたものである。昭和40年3月に廃車となった。 |
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【写真1874】 タサ1形14 P:吉岡心平所蔵