シム1000形1000 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、私有大物/車運車の中でも薄幸の形式だったシム/クム1000形を取り上げる。 シム1000形15トン積大物車は、昭和37年8月に日車本店で製作された。実態は新車自動車輸送用の車運車で、昭和40年12月には「クム」に改番されている。 本車の車体構造は荷役方法と密接な関連があるため、まず後者を理解することが必要だ。 |
クレーンを用いてこのパレットを、前後2個に分かれたラックコンテナに、上段1台・下段2台の計3台づつ積載する。最後にラックコンテナをクレーンで車体上に積載、緊締してようやく積込は完了となる。当然ながら、荷卸しはこの逆である。 所有者はトヨタ自動車販売KK・常備駅は刈谷てあった。以上のような理由により、一両の試作に留まり、量産には移行せずに終わった。本車も誕生から7年後の昭和43年11月に廃車となった。 |
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【特別編535】041023作成R4、050411R4A、081224R4BY。 |
【写真1535】 シム1000形1000 昭和38年1月 芝浦駅にて P:鈴木靖人/堀井純一所蔵
【堀井さんから故鈴木さんが撮影された、貴重な写真を提供して頂きました】
本形式の写真で、営業中と思われるものは珍しい。