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タサ3500形3501 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ3500形は22トン積のアルコール専用車である・・・ と聞いただけで、貨車に詳しい方なら、改造車と当りを付けるに違いない。 答えはその通りで、同形式3両は昭和30年5〜6月に造機で、タサ700形20トン積ガソリン専用車の874,877,878から改造された。種車は昭和19年に大阪鉄工所が陸軍向に製作したもので、タサ870〜879の10両ロットであった。 タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板10mm・鏡板13mmと後の標準から見ると各1mmづつ厚い。タンク寸法は直径2,050mm×長さ8,516mmで、ドームは片端に寄っているが、液出管は |
更に偏っているのは何故だろう? ドーム上に位置した安全弁は、このロットの大きな特徴である。 タサ700形として登場した際の所有者は陸軍燃料廠・常備駅は岩国であった。敗戦後は大蔵省を経て、内外輸送KK・新興駅常備となり、これはタサ3500形に改造されても変わらなかった。その後、常備駅は昭和51年4月に三角に移り、写真のタサ3501は昭和52年8月に廃車となった。 |
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【特別編428】031015作成、031220R4、050421R4A、070726R4A2、071015ロット表R3、090311R4BY。 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 3500〜3502 | S3005〜3006 | 造機▲ | タサ700 | 874,877,878 | 内外輸送KK |
【写真1428】 タサ3500形3501 昭和44年10月7日 高島駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】