吉岡心平のマーク

チキ80000形80009

私有貨車

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 番号
ロット表

チキ80000
チキ80027

 ページ
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特別編345
特別編347

積荷
●構造

入口


 チキ80000形は日本鋼管の扇島移転に伴う生石灰輸送用貨車で、誕生の経緯についてはトップナンバーの解説をご覧頂きたい。

 チキ80009は昭和51年11月日車製で、輸送開始時に揃えられた24両のうち、奥多摩所有の量産車であるチキ80002〜80011の10両ロットに属する。

 荷重は40トンだが、これはコンテナの総重量である。
 上廻りとなる「特殊容器」については、トップナン

バーの解説を参照頂きたいが、写真のものは「Y32」の番号の通り吉沢石灰所有である。
 車体はコンテナ車と同様に中梁省略形で、長さ11,200mm・BC間距離7,700mmは試作車と同様であった。なお試作車では箱型断面だった側梁は通常のスタイルに戻されている。ブレーキ装置はASD形積空+手、台車はTR225−1である。

 落成時の所有者は奥多摩工業KK・常備駅は奥多摩であった。昭和63年2月の輸送廃止により、全車一斉に廃車となった。


チキ80000形80009の写真

【写真1346】 チキ80000形80009 昭和55年8月17日 塩浜操にて P:吉岡心平


【特別編346】030212作成、040521R4、040806リンク変更、050413R4A、080102本文修正+R4B。