吉岡心平のマーク

タキ42250形42254

私有貨車

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タキ42200形
タキ42300形

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ロット表

タキ42251

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特別編61
特別編63

●積荷
●構造

入口


 タキ42250形では、タキ1500形改造車のタキ42251を特別編33で紹介したが、今回は唯一の新製車であるタキ42254を解説したい。

 タキ42254はタキ42250形のラストナンバーとして、昭和54年10月に川崎で製作された。一年前にタキ1500形改造で生まれた4両の増備で、何故新製車となったかは不明である。
 改造車と諸元を共通化したため、タンク体は当時としては珍しい直円筒形となったが、流石にドームは姿を消していある。タンク周囲にはジャケット

式の温水加熱装置と保温用のキセがあり、1位妻には本形式のトレードマークとも言える温水供給管がある。台車はTR225となった。

 所有者は日本陸運産業KK・常備駅は西八幡だった。運用も改造車と共通で、写真は名古屋港から酒田港へナフタリンを輸送中のものである。昭和61年8月、村田に異動したが、この頃失職したようだ。その後は神栖駅などで長期留置されていたから、ご覧になった方も多いことだろう。平成8年1月に廃車となった。


タキ42250形42254の写真

【写真1062】 タキ42250形42254 昭和59年8月12日 名古屋港駅にて P:吉岡心平


【特別編62】010602作成、031226R4、050426R4A、070612R4A2、090320R4BY、100902R4B、130814
R4C。