Fcs フランス
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F　特殊無蓋貨車 c　両側同時又は片側選択 　高位置重力落下荷卸 （荷卸し途中停止可能） s　積車最高速度100Km/h	■Fcs 　積車最高速度が100km/hで、両側面又は片側面の高位置から重力落下により荷卸し（途中停止可能）を行う機能を有する2軸無蓋貨車（無蓋ホッパ車）である。 　形式番号（Technical characteristics ）の上3桁は写真から判断すると645～646が割り当てられている。 　フランスのFcs形の形式番号は6450～6461が確認されている。 ★c,cc,l,ll,o,oo,p,ppの相違　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 放出高さ 　c,l,o,p（top：高位置）：レール面上0.7m以上の高さから放出およびベルトコンベア利用 　cc,ll,oo,pp（bottom：低位置）：レール面上0.7m未満の高さから放出（荷卸） 放出方式 　l,ll,o,oo（bulK：全）：放出を途中で止めることができない 　c,cc,p,pp（Controlled：制御）：放出を途中で止めることが可能 　　　2020.1.27作成　2023.1.17誤記訂正

流し板付側開き式無蓋ホッパ車

23 87 6450 022-5 RIV F-ERSA Fcs	撮影：福田孝行　2019.5.25 Gremberg操車場（ドイツ）
■国-所有者 フランス ERSA　　　　　　■相互運用性 23	■形式番号 6450　撮影済番号022…328（17輌）

S（100km/h）荷重20.0t（A 軸重16t）～28.0t（C 軸重20t）★★（指定線区120km/h） 自重12.00t　容積40m3　全長9.64m　固定軸距6.00m　　走り装置：2段リンク式（車輪径1,000mm） ホッパ数：2　荷卸し方式：可変流し板付側開き式（手動操作）　 　フランスの貨車レンタル会社ERMEWA SA（所有者コードERSA）所有の側開き式無蓋ホッパ車。このグループには同社のドイツ分社所有（所有者コードERMD）のものも多数存在する。 　構造はドイツのFcs 6453形と同一。車体は2つのホッパーに分かれ、それぞれホッパー底部左右の側扉を開け積荷を重力落下させ、左右に設けられたシューター（流し板）から積荷を排出する。側扉はデッキに設けられたレバーの操作により開閉する。レバーはデッキ左右に2本ずつ4本設けられ、それぞれ前後・左右の4か所の側扉を個々に開閉することができる。このためレバー操作軸から延長された駆動軸は写真右側の側扉を開閉する駆動パイプと、そのバイブの中を通り左側の側扉を開閉する駆動軸が設けられている。シューター（流し板）は真下方向とと斜め横方向の2段階に可変することができ、そのための操作機構が側梁に設けられている。ブレーキシリンダはドイツのFcs 6453形と異なり台枠から吊り下げられていることが分かる。

23 87 6460 124-7 RIV F-ERSA Fcs	撮影：福田孝行　2019.5.25 Gremberg操車場（ドイツ）
■国-所有者 フランス ERSA　　　　　　■相互運用性 23	■形式番号 6460　撮影済番号124…203（3輌）

S（100km/h）荷重20.5t（A 軸重16t）～28.0t（C 軸重20t） 自重11.8t　容積40m3　全長9.64m　固定軸距6.00m　　走り装置：2段リンク式（車輪径1,000mm） ホッパ数：2　荷卸し方式：可変流し板付側開き式（手動操作）　 　ERSA所有の底開き式無蓋ホッパ車で、6450形の続番形式。

23 87 6461 083-4 RIV F-ERSA Fcs	撮影：福田孝行　2019.5.25 Gremberg操車場（ドイツ）
■国-所有者 フランス ERSA　　　　　　■相互運用性 23	■形式番号 6461　撮影済番号049…083（2輌）

S（100km/h）荷重20.5t（A 軸重16t）～28.0t（C 軸重20t） 自重12.12t　容積40m3　全長9.64m　固定軸距6.00m　　走り装置：2段リンク式（車輪径1,000mm） ホッパ数：2　荷卸し方式：可変流し板付側開き式（手動操作）　 　ERSA所有の底開き式無蓋ホッパ車で、6460形の続番形式。

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