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タサ1900形 |
私有貨車 |
形式 |
▲タサ1700形 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ1900形は24トン積ガソリン専用車で、昭和5〜15年にタキ100形30トン積石油類専用車を改造した形式。番号は1900〜1902,1906〜1909の7両で、1903〜1905は最初から欠番である。 所有者のライジングサン石油は、石油類専用車をガソリンに専用種別変更した例が多く、本形式以外にもタ600形(10→9トン形式は変更せず)、タサ1形→タラ100(20→19トン)形などが見られる。 さて本形式の場合、単なる専用種別変更なのか、はたまた改造なのかは議論のある所だが、普通は安全弁増設を伴うため改造扱いとなることから、ここでは改造とした。 |
最初に改造されたのは昭和5年3月のタサ1900で、続いて5年後の昭和10年1月に1901,1902が続いた。この時点では種車番号が逆番で、改造後番号の事前割当はなかった。 改造時の所有者は全てライジングサン石油KKで戦時中は石油共販KK所有を経て、戦後はシェル石油KKに戻った。タキには復元されることなく、全て本形式のまま生涯を全うし、1906は昭和40年3月、1900,1901は昭和44年7月、残る4両は昭和45年7月にそれぞれ廃車となった。 |
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ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 1900 | S0512 | 不明▲ | タキ100 | 102 | ライジングサン石油KK |
2 | 1901,1902 | S1001 | 不明▲ | タキ100 | 100,101 | ライジングサン石油KK |
3 | 1909 | S1503 | 不明▲ | タキ100 | 120 | ライジングサン石油KK |
4 | 1906〜1908 | S1005 | 不明▲ | タキ100 | 115,116,118 | ライジングサン石油KK |
【図17】 タサ1900形