吉岡心平のマーク

タ4200形

私有貨車

 形式
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タ4100形
▼タ10900形

 番号
[ロット表]


 ページ
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積荷
●構造

入口


 タ4200形は10トン積のリン酸専用車で、一形式一両であった。類似形式として希硫酸及びリン酸専用のタ1900形があるが、こちらは改造車で、荷重も小さい。

 タ4200は昭和38年2月にタム400形1456を大機ゴムで改造した。種車は昭和12年6月新潟製で、タム1438〜1462の25両ロットと言う、当時としては破格の大規模ロットの一員である。

 改造内容はタンク内面にゴムライニングを追加しただけで、他の部分はタンク体を含め種車全体をそのまま利用したようである。

 所有者は日東化学工業KK・常備駅は湊であった。肥料原料の輸送に使用されていたものと推察されるが、ヨンサントウでは短軸距のためスピードアップ不適格車とされ、昭和43年9月末日に廃車となった。


●関連形式 タキ2500初代形(特別編559) 類似形式であるタ1800形の種車形式。
        タム400形406(特別編200)  種車と類似のロット。


タ4200形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
4200 S3802 大機ゴム タム400形 1456 日東化学工業KK

【暫定編10】080210作成R4B。