吉岡心平のマーク

シキ195形195C

私有貨車

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シキ190形
▼シキ200初代形

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[ロット表]


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特別編983
特別編985

積荷
●構造

入口


 シキ195形は70トン積分割落し込み式大物車として昭和37年7月日車支店で製作された。一形式一両だが、昭和56年3月に55トン積低床式荷受梁が追加されたため、番号は195から195Cに改番されている。

 大型車が多数を占める分割落し込み式の中では最小の形式で、唯一の4台車式である。
 荷受梁はガーター構造の吊掛梁とトラス構造の中間梁の混成構造で、もともと小型車のため回送用の内側ヒンジは無い。

 まくら枠はシキ290形の両端寄の台車上枠に酷似し、BC間距離も3,150mmと同一である。
 自連緩衝器は油圧式のHD−4D形で、ブレーキは大口径シリンダのため、A弁を用いたASD形である。台車は日車開発の大物車用NC−3A形で、車輪径は軽量化のため800mmと小さい。

 落成時の所有者は東京芝浦電気KK・常備駅は新芝浦であった。昭和58年1月に浅野駅常備となり、社名は昭和59年5月にKK東芝となった。平成13年1月に廃車となった。


シキ195形195Cの写真

【写真1984】 シキ195形195C P:吉岡心平所蔵


【特別編984】090205作成R4B。