岩手開発鉄道 ホキ100形

Lot 10 ホキ144〜147

S54東洋工機 製造

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 昭和49輌に18輌編成されたが,これでも輸送力が足りず,20輌化の計画を立て昭和54年に7輌を東洋工機と川崎重工で増備した。本ロットは東洋工機製で144〜147の4輌が新製された。

 寸法・構造はロット8と同一であり,外観的には側板の補強が片側2本から3本に増強された。台車は当時の私有貨車標準台車であるTR225となった。

 本ロットと次ロットの登場により20輌編成化されると思われたが,5ヶ月後には101〜150の50輌全車にたいし荷重5トン増の35トン積みへの増トン改造が行われ,20輌編成化は幻に終わった。この増トン工事はホッパ上部を切り接ぎ60mmかさ上げしたもので,写真でこの60mm分の溶接痕がよく分かる。実容積は20.8m3から24.0m3に拡大された。

 側扉の後天的改造は台車上部に1本づつと中央部に1本の計3本増しの10本リブと,台車上部に1本づつと中央部に2本の計3本増しの11本リブがある。

ホキ144

撮影:植松昌 S60/8/14盛

ホキ144

撮影:福田孝行 H20/9/13盛

ホキ145

撮影:植松昌 S60/8/14盛

ホキ145

撮影:福田孝行 H20/9/13盛

ホキ146

撮影:植松昌 S60/8/14盛

ホキ146

撮影:福田孝行 H20/9/13盛

ホキ147

撮影:植松昌 S60/8/14盛

ホキ147

撮影:福田孝行 H20/9/6盛

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