吉岡心平のマーク

タム1750形

私有貨車

 形式
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タム1700形
タム1800形

 番号
ロット表


 ページ
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積荷
●構造

入口


 タム1750形は15トン積濃硫酸専用車で、一形式一両であった。同一専用種別・同一荷重には有名なタム400形があるが、構造が異なるため新形式になった。

 タム1750は昭和30年1月川崎でタム1700形1714を改造した。種車は昭和24年6月東洋レーヨン製で、ワ22000形22645の戦災復旧車であった。タム1715との2両ロットであった。

 タム1700形は番号によって14トン積と15トン積とがあるが、このロットは15トン積のグループに属する。
 改造内容はタンク周囲に保温キセを追加した点にあり、発煙硫酸を輸送するためと思われる。

 改造時の所有者は昭和石油KK・常備駅は東新潟港であった。ヨンサントウでは不適格車となり、し昭和43年9月末日に廃車となった。


タム1750形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
175 S3001川崎 川崎▲ タム1700形 1714 昭和石油KK

【暫定編11】080731作成R4B。