吉岡心平のマーク

タキ2500二代

私有貨車

Lv2


 タキ2500二代形は25トン積3軸濃硫酸専用車で、昭和10〜12年に3ロット7両が製作された。メーカーは2500〜2502が大阪鉄工、2503,2504が新潟。、2505,2506は汽車会社である。

 3軸タンク車としては最終期の製作であるが、外観はなどについては断片的な情報しかない。

 落成時の所有者は2500〜2502が旭ベンベルグ絹糸KK、2503,2504は東部硫酸販売KK、2505,2506は昭和人絹KKであった。第一と第三ロットは戦時中にカセイソーダ液に専用種別変更され、タサ1300形20トン車となった。残った2503,2504は昭和23年8月日産化学工業KK所有・速星駅常備となったが、ヨンサントウで不適格として昭和43年8〜9月に廃車となった。


【暫定編4】061116作成R4A。