Sdmrs ルクセンブルク | |
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S 2軸ボギー特殊平貨車 d 自動車輸送用(上段無し) m 2車体積載長≧27m r 連接車 s 積車最高速度100Km/h |
■Sdmmrs 積載長がカテゴリーの定義未満(27m未満)で、自動車輸送用(上段無し)積の8軸以上有する連接平車である。実態は小口径車輪の4軸ボギー3台車を履く2車体連接式の低床貨車である。 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると497が割り当てられている。ルクセンブルクのSdmrs形は形式番号4978が確認されている。 2025.5.16作成 |
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87 82 4978 013-0 L-CFLCA Sdmrs | 撮影:福田孝行 20240529_Aschaffenburg Hbf(ドイツ) |
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87 82 4978 211-0 L-CFLCA Sdmrs | 撮影:福田孝行 20240529_Aschaffenburg Hbf(ドイツ) |
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87 82 4978 210-2 L-CFLCA Sdmrs | 撮影:福田孝行 20240529_Aschaffenburg Hbf(ドイツ) |
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87 82 4978 014-8 L-CFLCA Sdmrs | 撮影:福田孝行 20240529_Aschaffenburg Hbf(ドイツ) |
■国-所有者 ルクセンブルク CFLCA ■相互運用性 87 | ■形式番号 4978 撮影済番号013…211(4輌) |
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Lohr System | 出典:https://www.lohr.fr/catalogue/the-lohr-system/ |
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Lohr System運用図 | 出典:https://www.lohr.fr/catalogue/the-lohr-system/ |
両端車 S (100km/h)荷重54.9t(A 軸重16t)~70.9t(C 軸重20t)~75.9t(D 軸重22.5t)★★★(指定線区120km/h) SS(120km/h)荷重00.0t(A~D) 自重41.0t 全長33.87m 積載長 不明 BC間距離14.40m×2 床面高さ 不明 台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm) ルクセンブルク国鉄の貨物部門である鉄道貨物輸送会社CFL cargo(所有者コードCFLCA)所有の全長34m近い2車体連接のセミトトレーラ輸送用車運車である。フランス国内をおよびブランスとイタリア、ルクセンブルク、ポーランドの各地に運用されているLohr Systemの貨車で、下記HP によると運用開始から20年間で200万台のセミトレーラーを輸送しているとのことである。フランスは鉄道の撮影が禁止されているため、ドイツ、スイス、オーストリアでは全く見かけなかった貨車であったが、2024年にAschaffenburg Hbfで初めて撮影した。この駅は上記輸送区間のには含まれていないが、ポーランドのPoxnamからの迂回路とあったのであろうか。撮影時はセミトレーラー輸送列車に4輌ユニットで車端に組成され、ユニットは両端車013+中間車211+中間車210+両端車014の編成であった。 両端車は片側に通常の連結装置(ネジ連結器とバッファー)、反対側車端に中間車と連結する棒連結器を装備、中間車は前後共に棒連結器を装備している。車体は車端ユニットと連接ユニットとこのユニットに載せ掛けるバスタブ状の中央荷受梁、そして車端ユニットと連接ユニットを連結する中央荷受梁下部に位置する厚みは薄い台枠から構成される。荷役は上写専用の貨物ヤードで行い、中央に受梁は上に持ち上げて前後台車ユニットと分離し、水平方向に回転させセミトラーラーの積載、積み下ろしを行う。この作業は貨車単位で行えるため、編成の貨車に対して同時に作業できるメリットがある。 https://www.lohr.fr/catalogue/the-lohr-system/ |
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