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貨物列車と
構内風景
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2016/9/6 加禄(台湾)

〜 1日2往復しか列車が止まらない辺境の駅 〜

 今回の台湾撮影旅行目的の一つである構内に留置されている運用停止した煤斗車(石炭車)を撮影するため、加禄車站を訪れた。南廻線のこの家禄から古荘までの4駅は、台湾鉄路管理局で最も停車する列車が少なく、区間車1往復と、台湾鉄路管理局で最後となった普快車1往復が止まる台湾の随一の辺境の駅である。

 今回の家禄車站停車列車は、台東方面行きが6:44と11:08、高雄方面行きが08:09と18:13であり、今回の撮影旅行右廻り1週の旅の2日目は下記ダイヤで移動することで、この家禄車站での撮影時間を確保することとした。

 

移動したダイヤは2回一駅分タクシーを使うプランで、台湾唯一の普快車にも乗れ、貴重な貨車も撮影できる。

自強号 高雄8:45 枋寮10:12
タクシー 枋寮(10:20)加禄(10:30) 留置煤斗車撮影
普快車 加禄11:08 康楽13:20  留置油罐車撮影
タクシー 康楽(14:20)台東14:30 構内貨車撮影
自強号 台東15:00 高雄17:19

 さて、家禄車站 留置貨車はご覧のとおり大収穫でした。また、この駅は硬券を扱っている珍しい駅で、それを目当てに鉄道迷(ファン)が訪れるようで、駅員の態度が非常に友好的であった。 

明記以外の撮影者:福田孝行

  写真S−1091 駅構内には複数の側線があり使用停止した有蓋車と石炭車が長期留置中であった。
  写真S−1092 停車列車が1日2往復にしては立派な駅だ。山側には広大な軍施設が広がっている。
  写真S−1093 彰化発台東行きの莒光 751次が接近
  写真S−1094
  写真S−1095 通過していった。

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