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貨物列車と
構内風景
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2015/7/16  大湖 (台湾)

〜 新製されたばかりの水泥斗車編成 〜

 昨日の自強号車内から目撃した大湖車站構内にあった新製と思われる水泥斗車(セメント専用ホッパ車)を撮影すべく、予定を変え、区間車で向かった。

 構内には15輌が番号順に置かれ、形式は3000形、記号P35CH、番号は3001〜3015であった。全く汚れていないライトグレーの編成は壮観であった。

 

 外観は、台湾の水泥斗車おなじみの台形型で、内部は中央に向かって漏斗状に緩やかな勾配のある底板があり、その上にエアスライド装置が設けられていると推測される。床下にはエアスライド用配管が、妻面にはエアチャンバーが設けられている。

明記以外の撮影者:福田孝行

  写真S−1020 見事なP35CH3000形編成。番号は3001〜3015。3001はトップナンバーだ。
  写真S−1021 大湖車站 は島式ホーム1面の山側に4本の側線を持つ。
  写真S−1022 編成の最後尾。奥の工場がメーカーであるU翔機械だ。
  写真S−1023 P35CH3010の中央部。所有者は亞洲水泥公司。
  写真S−1024 P35CH3010の1位側端部。日本では2位側になる。U翔機械と標記されている。
  写真S−1025 上写真の製造銘板を拡大したもの。さすがに刻印の年月は判読できない。