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貨物列車と構内風景 |
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貨物列車と鉄道風景 1632012/12/1 和仁(台湾) |
また台湾の和仁に来てしまった。台湾の鉄道貨物輸送も昔に比べたら激減し、散装貨列(一般貨物)が壊滅的状況で、単元貨列(専用貨物列車)も西部幹線の石炭輸送が終演したことで、一部分残った穀物輸送を除き壊滅してしまった。これに反して旺盛な貨物輸送が行われているのが、宜蘭−花蓮間で、特に北廻線線内は長大な石灰石、セメント、残土の各輸送列車が高頻度で運転されている。 |
その、石灰石とトンネル掘削残土(とはいっても石灰石が主成分)の出荷駅となるのが、和仁だ。この駅に停止する旅客列車が異常に少ないことも有名であるは、駅周辺に集落が見られないことからもうなずける。 この日は、ホームで撮影していると、思わぬ珍客と遭遇した。
撮影 :福田孝行
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写真S−751
突然現れた試運転中の普悠瑪(プユマ)号 |
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写真S−752
和仁駅、和平駅は台湾随一の風光明媚な駅だが、和仁駅に止まる旅客列車は極端に少ない。駅員に声をかけ、月台(プラットホーム)で貨車を撮影していると、自強号やキョ光号の優等列車や復興号が通過していく。 |
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写真S−753
台湾水泥公司所有の石灰石専用ホッパ車は、近年ライトグレーに塗色変更され、社紋と社名のデザインも一新された。写真はライトグレー新塗装と黒の旧塗装が混在した私有貨車の編成。
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写真S−754
台湾鉄路管理局のホッパ車だけで編成された長い編成。しんがりの有蓋緩急車は懐かしさを誘う。 |
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写真S−755
E337電気力火車(電気機関車)が牽引する石灰石を積載したホッパ車編成。積みにはずいぶん黒い色をしている。 |
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