昔のフィルムから | 013 |
1980(S55).9.21 吹田駅 |
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F-0098 タキ6100形6103 昭和36年富士重工で新製された伊藤忠商事所有の30トン積四塩化炭素専用タンク車。台枠側梁の標記板には「第三者使用:呉羽化学工業」を記載されている。 |
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F-0099 タキ9000形9004 昭和40年富士重工製の信越化学工業所有35トン積クロロホルム専用タンク車。タンク体はステンレス鋼製で、外周に厚さ100mmの保冷用断熱材を設けている。クロロホルムは水分を化学反応しステンレス鋼を腐食する物質を生成するため、ドームの左にはタンク内に流する空気を除湿する吸湿装置が設けられている。タンクの固定は締金方式である。新製当時はクロロホルムの下出し荷役が禁止されていなかったため下出し方式である。信越化学工業の車紋が旧車紋であることに注意してほしい。また、「クロロホルム専用」の文字が小さい標記されている。 |
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F-0100 タキ9000形9008 上写真の9004から9年後の昭和49年富士重製。タンク固定方法が押え金方式に、荷卸し方式がクロロホルムの下出しが禁止されたため上出し方式に、ジャッキ受けがおむすび型の新型にそれぞれ変更された。また本車は信越化学工業の車紋が新しいデザインとなっている。なお、「クロロホルム専用」の標記は通常の大きさとなっている。 |