100形式50噸積平車

記号:50F

 
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 1962〜1963(民國51〜52/昭和37〜38)年に50F101〜110が飯野重工で、50F111〜125が台北工廠で計25輌製造された50トン積平車である。台車はお馴染みのTR78である。構造は35F20000形を大型化したもので、魚腹形状の側梁とその下部に多数も受けた綱掛が台湾長物車の特徴である。また、端梁には車体固定用のレールクランプが設けられている。オリジナルは戦車輸送用と推測されるが、50F200形登場後は、主に25mレール輸送用に多用されているようであり,2011年には和平駅構内で土砂類のコンテナを積載した編成を目撃している。また、レール積み卸し用にクレーンを搭載した車輌もあり,本来なら50EF100形に改番すべきであろう。

2008/9/1作成 2011/5/1追記・写真追加

50F104

撮影:福田孝行 2011/4/1 和平(台湾)

50F106

撮影:渡辺一策 2001/3/28 彰化(台湾)

50F107

撮影:渡辺一策 1999/11/21 礁渓(台湾)

50F111

撮影:福田孝行 2008/6/20 高雄港(台湾)

50F118

撮影:渡辺一策 1998/11/28 竹南(台湾)

50F120

撮影:福田孝行 2011/4/1 和平(台湾)

50F121

撮影:福田孝行 2008/6/20 高雄港(台湾)

50F121

撮影:福田孝行 2011/3/30 富岡(台湾)

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