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貨物列車と
構内風景
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2015/7/13 10:43〜11:35 東澳(台湾)

〜蘇花公路トンネル建設残土(石灰石等)輸送〜

 北廻線で貨車がたくさん撮影できる駅として,和仁以外に和平と東澳がある。今回は4人のツアーとのことの事もあり,掘井さんと植松さんは和平,渡辺さんと私は東澳の撮影と分業することにした。和仁車站10:10発の宜蘭行き区間車に乗車し,10:17和平,10:43東澳でそれぞれ下車し,東澳11:35,和平11:56発の花蓮行き区間快速に乗車することにしした。
 3年前の東澳車站はセメント工場へ入る石灰石ホッパ車が,それも時間帯が悪いと構内には1輌の貨車も無い駅であった。それが今回訪れてびっくり。ちょうど東澳駅とセメント工場の間を建設中の蘇花公路が通り,トンネル掘削等で排出された石灰石と思われる岩石が平車積載のコ

 

ンテナに積み込んでいるところでした。その平車も3年前の訪台時以降に登場した35F2000形が35F1000形に混じっていて運用されているのです。コンテナは20フィートの無蓋で平車の中央に1個積載され,積み込みが終わると平車の連結面に置かれた蓋をコンテナに載せていました。こうして全車の積み込みが終わると列車は宜蘭方面へ出発して行きました。着駅は蘇澳新車站の宜蘭方面の次駅である新馬車站の宜蘭寄りの海側に作られた荷卸線であることが,車窓から確認出来る。

 

 

明記以外の撮影者:福田孝行

 

  写真S−938 11:00 復興号通過
  写真S−939 11:11 東澳発蘇澳新行き蘇花公路建設残土(石灰石,岩石)輸送用コンテナ列車発車
  写真S−940 11:11
  写真S−941 11:11
  写真S−942 11:15 平車にコンテナを積載した状態で積み込みを行う。コンテナ蓋が2輌の平車に跨がって置かれている。奥に見える灰色の土砂は蘇花公路建設で発生した石灰石。
  写真S−943 11:14 奥に見えるはセメント工場。

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