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貨物列車と鉄道風景 157

2012/7/28 岩見沢(散水タンク車出発)

 前日は登別温泉で一泊し朝食後に何気なくテレビをつけたら、突然JR北海道名物の散水タンク車の映像が。「昨日は今年一番の暑さでJR北海道では熱くなったレールを水で冷やすため散水車が岩見沢と島松間で運転されました」との要旨のナレーションが流れてきました。

天気予報では今日の北海道も30℃以上の酷暑。今日も絶対に散水列車は運転するはず。との確認をたより山崎様に無理言って車を飛ばし岩見沢へ向かいました。岩見沢に到着するとタンク車2輌前後にDLが連結された編成がいるではありませんか。

撮影 :福田孝行

写真S−707

10:11

1号散水車タキ42861と2号散水車タキ39961の前後にDE15が連結されたプッシュプル編成だ。

写真S−708

10:16に出発していった。

写真S−709

1号散水車で、32トン積石油類専用タキ42750形42861から転用された。転用後も形式、記号番号は元のままだ。

写真S−710

1号散水車タキ42861

 第3エンドには給水用のカップリングとバルブが設けられタンク体頂部へ延びる給水配管が延びている。また、鏡板の上から1/4ほどのところから下方へ延びる配管はオーバーフロー管。

 標記の荷重32t、実容積40.4m3は種車の値のままだ。常備駅はさすがに「岩見沢運転所」に変更されている。

写真S−711

こちらは2号散水車で、35トン積ガソリン専用タキ9900形39961から転用された。こちらも転用後も形式、記号番号は元のままだ。

写真S−712

2号散水車タキ39961

1号散水車と同様。オーバーフロー管の先端形状がよく分かる。

 こちらも標記の荷重35t、実容積48.6m3は種車の値のままだ。

写真S−713

2号散水車タキ39961

レールへの散水装置。

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