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貨物列車と
構内風景
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2011/3/30 台湾/鶯歌駅

砂・砂利・セメント輸送で賑わう元気な駅

 台北郊外で陶器の里で有名な鶯歌は,台湾貨車ファンにとっても先ず押さえるべき有名な駅である。古くから軍の荷役設備があり軍用列車が見られる駅であったが(小生は一度も見ていないが),2008年頃からセメントの骨材となる大量の砂と砂利がやってくるようになった。輸送人はセメントと同じ幸福水泥とのことで,蘇澳新や和仁で積み込みを行っている。この日構内には32輌の砂・砂利輸送用貨車と14輌のセメントホッパ車が見られた。

 

荷下ろし風景は駅の月台(プラットホーム)からよく見え,早朝または深夜に到着したと推測される長編成の砂・砂利列車を動車で5輌づつ引き出し2回スイッチバックして荷下ろし場所まで移動し,1輌が荷下ろししたら1輌分移動し,全車荷下ろしが終わると,出発線に押し込む。これを繰り返すのだ。この入替と荷役作業は午前中で終了する。
写真S−415 〜 421
撮影情報は全て   福田孝行 2011/3/30 鶯歌(台湾)

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