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貨物列車と
構内風景
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2008(H20)/10/12 神栖
米タン神栖に死す

 わが国最初の標準設計タンク車であるタキ35000形も時代の流れと老朽化には逆らえず消え去ろうとしている。現在では安善から在日米軍向けの燃料を拝島まで輸送しているのが最後の運用だ。これもタキ38000形に米タン象徴の燃焼種別マークをつけているのが現れていることから,そう長くは続かないであろう。そのような時期に神栖

 

を訪れてびっくり。今年3月のダイヤ改正でタンク車が消えた神栖駅構内奥に黒いタンク車がいるではないか。解体を待つ9輌のタキ35000形でした。駅の人に聞くと9月の連休後か来始め,ここにいる編成が最後だとのことでした。おそらく写真撮影後1週間もしないうちに全車鉄屑と化したと思われる。黙祷。
写真S−139 〜 S−144

解体を待つ米タンのタキ35000形編成

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

解体に取りかかったタキ35887

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

タキ36039の車票

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

解体で取り外された部品

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

解体された鋳鋼品と配管の山

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

解体された踏板と手摺りの山

撮影:福田孝行 2008/10/12 神栖

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