160形式9噸積篷車

記号:9C

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 1903(明治36)年に汽車会社および北廠で新製された10トン積有蓋車(後の10C160形161〜677)の一部を空気ブレーキ取り付け改造による自重増のため,9噸積みに減噸し誕生した形式と推測される。明治期の木造有蓋車の生きた化石でる。軸距は3フィート(3,048mm),車体長さ5,728mm,高さ3,264mmとたいへん小さい(10C160形の寸法)。

2008/9/1作成

9C665

撮影:堀井純一 1972/10/5 (台湾)

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