3000形式30噸積油罐車

記号:30L

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 30トン積の油罐車で、これぞ台湾版タキ3000形である。形式まで3000と同じである。確認の範囲では実容積は2種類あり、3001,3002,3004,3005,3007,3008が46.41m3、3003,3006が39.2m3である。実容積46.41m3は日本には例が無く、荷重からの換算比重は0.646であり、積荷は非常に揮発性の高い、沸点の低い可燃性液体と考えられるが、一年を通して気温の高い台湾で断熱装置もなく、このような低比重(=低沸点)のキセなしタンク車が存在するのは驚きである。

近年、すっかりタンク車を見かけることが無くなったが、 2011年9月訪台時に、本形式6輌を含む15輌ものタンク車が北埔構内に留置されていた。

2008/9/1作成 2011/10/13修正 2011/10/13写真追加

30L3001

撮影:渡辺一策 2001/8/26 高雄港(台湾)

30L3002

撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

30L3003

撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

30L3004

撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

30L3005

撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

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撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

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撮影:渡辺一策 2001/8/26 高雄港(台湾)

30L3008

撮影:福田孝行 2011/9/26 北埔(台湾)

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