21000形式30噸積油罐車

記号：30L

　１９９８（民國８７／平成１０）年に台湾機械公司で製造された３０噸積油罐車。実容積は３６．７m3、実容積と荷重から換算した比重は０．８２であり、ディーゼル機関車や気動車の燃料用軽油輸送用である。台湾の貨車はモデルチェンジされることなく長期間製造され、小さなマイナーチェンジのたびに新形式が生まれている。本形式は２０世紀末期で、日本ではタキ１０００形が量産しているときに登場した形式であるが、外観構造はタキ２１００形そっくりであることに驚かされる。

2008/9/1作成、2012/12/12花蓮

３０Ｌ２１００１

撮影：福田孝行　2012/7/20 花蓮（台湾）

３０Ｌ２１００５

撮影：福田孝行　2011/9/26 北浦（台湾）

３０Ｌ２１００６

撮影：渡辺一策　2000/5/21 北浦（台湾）