釧路臨海鉄道→太平洋石炭販売輸送

セキ6000形30トン積石炭車

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 釧路臨港鉄道(株)は大正2年(1923年)に太平洋炭鉱(株)の石炭輸送部門として設立され,大正14年には春採−知人間4.1Kmが開業した。その後線路を延ばし,東釧路から入舟町までとなった。昭和54年(1979年)には太平洋石炭販売輸送(株)に吸収合併され今日に至っている。

 セキ6000形は,昭和41〜62(1966〜1987)年に6011〜6038の28両が製造され30トン積(新製時は28トン積)石炭車である。本形式は、日本石炭車で唯一の2輌1ユニットの連接車である。また,荷卸しの合理化を図るため,機関車からの遠隔操作で側扉の開閉を行う。昭和61年当時撮影した写真には,すでに太平洋石炭販売輸送となっていたが車体には「釧路臨港鉄道」が標記されていた。

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