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貨物列車と
構内風景
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2010(H22)/5/11 豊川

タキ1200JRF形登場

 小名浜臨海鉄道の宮下駅から安中まで亜鉛焼鉱をピストン輸送しているタキ15600形の後継車が5月11日に落成した。形式はタキ1200形が与えられた。この日登場したのはタキ1200−1の1輌であり,95km/h走行として問題がないかの走行試験をしばらく行い,その結果量産車が登場するものと考えられる。

タンク体はタキ15600形に酷似し,台車は高速台車のFT21Aである。寸法的には全長が11300mmである,BC間距離は7000mmまたは7100mmと推測される。荷重はなんと40.3tと,小数点付きの荷重となった。このよ

うの荷重が小数点まで標記されたのは,過去液化エチレンガス専用のタ300形が唯一であった。 記号番号,社紋板,はしご,運行標記板の位置はタキ15600形と反対側となっている。塗色は,ミルクチョコレート色である。 今後,19輌の量産車登場し,現在運用しているタキ15600形20輌と置き換わるようである。タキ1000形以外のタンク車が激減ししているなか,今後長く活躍することを貨車ファンの一人として祈らずにはいられない。

写真S−301 〜 316
 撮影はすべて:福田孝行 2010/5/11 豊川

 形式写真(4位方向)  
 形式写真(2位方向)  
 側面写真(左)  
 【参考】タキ15600形15602側面写真(左)

P:福田孝行 2010/4/18宮下

 形式写真(3位方向)  
 ホーム上から撮影した3位方向写真。積込口がよく分かる。  
 2位側面詳細写真  
 左中央部側面詳細写真  
 4位側面詳細写真  
 2位台車付近詳細写真  
 荷卸し装置詳細写真  
 4位台車付近詳細写真  
 FT21A台車(2位側)  
 FT21A台車(4位側)  
 記号番号および専用紙別  
 甲種輸送情報標記板。  

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