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貨物列車と
構内風景
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2008(H20)/10/31和仁(台湾)
幸福水泥公司の石灰石と骨材輸送

 和仁駅は幸福水泥公司の石灰石鉱山があり,ここからセメント工場まで石灰石を貨車輸送される。新城共に今回訪れたかった駅であるが,この駅に止まる列車は異
常に少なく,有効時間帯は下り09:23,11:07,17:20,上り07:36,12:28,13:38,16:00という有り様で,上り12:28,13:38の1時間が唯一の効率的な撮影時間であり,これを利用した。しかしこの時間の光線状態は線路と一致し,貨車の側面は光が当たらない最悪の時間帯であった。しかし収穫は絶大であり,山側のホーム横の側線には,ホキ4200形そっくりの石灰石ホッパ車が積車状態で17輌編成されていた。形式はP35BH2000形P35BH2100形
 この撮影後しばらくすると積込線の奥にいた見慣れない貨車が上記のホッパ車の前にやってきた。P30BH2200形という最近誕生した私有貨車と思われ,外観・構造はホキ

 

4200形の開戸の高さを短くし側梁と車端に操作ステージ(デッキ?)を設けた姿だ。積み荷は黒く細かいもので,
あらかに石灰石とは異なり建設用骨材と推察される。

 海側の側線は砂利(骨材)輸送用の編成は1本止まっていて,タイヤローダーで砂利を積み込んでいた。今年の6月に鶯歌で見た砂利ホッパ車と同様な形式であることからここが発駅と考えられる。使用している車輌は新車の私有貨車から都落ちした石炭車まで様々でデコボコ編成であった。編成記録はP30BH141+35H1131+35H1046+
P30BH105+35H1024+30H2011+P30BH126+P30BH130+
P30BH115+30H2009+35H1164+35H1176+35H1209+
25BH2023+35H21069+P30BH147+P30BH106+P30BH107
+35H1151+35H1210。

 

写真S−134 〜 S−137

山側の石灰石ホッパとホッパ車

撮影:福田孝行 2008/10/31 和仁(台湾)

石灰石ホッパ列車

撮影:福田孝行 2008/10/31 和仁(台湾)

ホッパ車へ砂利積み込み風景。すくって

撮影:福田孝行 2008/10/31 和仁(台湾)

タイヤショベルで大胆に積み込み。

撮影:福田孝行 2008/10/31 和仁(台湾)

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